あたたかなソイラテを淹れながら
雨の朝を過ごしました
今日から
10月です
雨が長く降る さいたまですが
皆さま
お元気でいらっしゃいますか
今日は
最近
よくよく感じることを
分かち合わせてください
社会には
世界には
沢山の情報や
考え方
幸せに生きるためのノウハウが
溢れているようです
昨日美容院のある与野駅まで
バスと電車に乗り 驚きました
バスでも電車でも
みんなスマホを
見ていらっしゃいました
なんだか
そのお姿が
社会そのものに感じたのです
もっと言うと
私自身だったのです
隙間時間に
外に目や心を向けて
内側に色々取り入れる
自分が意識してやめてみて
自分を見たのです
小さな画面に
自分のすべてを集中させていること
ああ、そうだったのだ、と
本来在る
内側のしずけさは
あっという間に
色々な価値観に
埋まっていってしまうことが
想像できました
本来
美しいと感じたり
心地よいと味わうゆとりの時間を
情報収集に
あててしまっている感覚
今でも
意識しないと
すぐに
その感覚になってしまいそうです
なぜそのように
学ぼう学ぼう、と
外に目を向けていたのか
を思い巡らすと
今 ここ に
至福があることを
知れなかったからだ、
と気付きました
思い返すと
かつては
もっと成長しなくてはならない
効率よく成長するためには
何を学び何を実行したら良いのか
そう感じている日常でした
学ぶこと
に力を注ぐ
見える外側では
いっときは
成長したように感じましたが
しばらくすると、
更なる刺激がないと
自分に
満足できない状態になりました
そして
何より
内側がいつも
騒がしかったように思うのです
そもそも成長ってなんだろう
何年も経て
いま 思うのです
成長 とは
自分自身のなかで
生かされている
輝きのよろこびに在り続けることを
味わう積み重ねだ、
と。
たとえば ピアノに関しては
知識をたくさん知っても
また
いま活躍している
若手のピアノ弾きの方の
活躍状況を知っても
「私」本来に宿されている
内側からの純粋な
突き上がるよろこび
そのものでしょうか
ほんとうに
心底のよろこびを味わい
体現していくためには
しずかに
自分の心とからだと
楽譜の中に満ちている
素晴らしさの共鳴を
繊細に感じとり
味わい深め
表現できていく神秘に
感動すること以外にない
と
今 気づき始めています
有難いことに
教室の生徒さん達は
小さい子も
小学生 中学生 高校生
大学生
そしておとなの方々も
その純粋なよろこびに
自然体でピアノに向かい
美しい演奏を知りたいと願い
丁寧に弾いていかれています
また
私自身の
かつて
身体が動かなくなったり
腕や手首や指を痛めてきた経験も
よかった！
その辛い日々の最中も
しずかに
身体とこころとの繋がりを
自らにききながら
痛みのなか
ひとりで
ピアノに向き合ってきました
それがいま
ひとりひとりの生徒さんの
ピアノに向かう中での
身体と鍵盤との接点が
しぜんであるかどうか
や
ピアノに向かっている心が
どうであるか、
を
感じとることに想いがゆき、
その
ひとりひとりに対して
各々へのアドバイスが
湧いてくるようになっています
からだの使い方
楽譜の読み取り方
音色を生み出す
様々な要素
しずかに
ゆっくりと
少ない言葉で
お伝えさせていただけることは
ほんとうに恵みでしかありません
私は
何よりも
優しさと信頼
音からの愛と
音への愛の融合を
大切していきたいのです
そのことを
具体的に
弾くプロセスを通して
レッスンでお教えできることを
こころから感謝しています
そして
更なる おまけは
生徒さん達は
どんどん
私が
演奏会で弾いてきたのと
同じ曲を
どんどん弾いていることです
テクニカル面や表現が
かなりのハイレベルであっても
戦うようにではなく
いま ここ を楽しみながら
演奏を深めていかれている姿が
嬉しくてなりません
大切なことは
ただひとつ
自分の内側に住まう
音のやさしさに
浸り続けること
それ以上の
音楽における 真の成長の糧はないと
私は思うのです
お読みくださり
ありがとうございました。
寒さも深まっていく感じがいたします。
どうぞ
あたたかくなさって
お過ごしください
ありがとうございました。
寒さも深まっていく感じがいたします。
どうぞ
あたたかくなさって
お過ごしください
さいたま市緑区/浦和区ピアノ教室
まえだやえこ
まえだやえこ