愛しています

おはようございます。
台風の影響で今にも雨が降りそうな空模様です。
毎日、思いつくところはどこでも水拭きをする習慣になりました。

安堵する想いがあります。
「物にも命があるのだ。」。

私が疲れた時は「もの」も居心地がよくなさそうです。

逆から考えれば、「もの」との関わり方を変わっていくと、私自身もまた変化していくということ。

ひとつひとつは毎日拭いていると、輝きを帯びてきたように感じます。

「拭く」という行為は、「そのものの存在に宿る記憶を癒していくこと」とも感じるようになりました。

たとえば、下駄箱の上。
汚れていたら、「ああ、あの時、玄関先の花摘みをして、それを直に置いた時の汚れ。あとで拭くから、なんて思ってそのままにして ずいぶん経ってしまったのが この汚れね。そのままにしてしまってごめんなさいね。許してね。」

「あいしています」

その「もの」に付いた記憶がはがれて癒されていく感覚。

それは「もの」だけではなく、その「もの」にまつわる私自身の記憶も癒されていくことに気づきました。