神戸に行ったお友達が、咲いていた水仙の写真を送ってくれました。なんて清らかでしょうか。
発表会まで今日を含めて43日になりました。
生徒さん達とのレッスンは、毎回新鮮なよろこびがあります。
「発表会で弾く」という目標があるからこそ、ひとつの曲を普段よりも長く弾きます。そして、深く掘りさげて取り組んでいきます。
「発表会で弾く」という目標があるからこそ、ひとつの曲を普段よりも長く弾きます。そして、深く掘りさげて取り組んでいきます。
誰一人として、心配、と感じる生徒さんはいません。ひとりひとりは曲に真っ直ぐに向き合っているからです。
そして、ただ弾いているのではない。曲とひとつになろう、と 誠実に向き合っているのです。
そして、ただ弾いているのではない。曲とひとつになろう、と 誠実に向き合っているのです。
みんな、素晴らしいな、と思います。
このところ、私はブログをあまり更新できなくなりましたが、それには理由があります。
ブログを書くことよりも、優先順位としてすべきことがあると感じるからです。
それは、弾くこと。
それは、祈ること。
実際に、レッスン以外の与えられている時間の優先をピアノに向かい弾くことに充てることを通して、余計なことが取り除かれているのを感じます。
発表会の1番大切なことは、
「生徒さんそれぞれが、真実に価値のある演奏をすること」以外に、何もないのです。
当日の写真撮影の手配や、舞台花はお願いしましたし、可愛らしいプレゼントは魔法使いのような…手作りプロの方に頼みました。親友と主人がサポート役を担ってくれます。会場に来て聴く側にいてサポートしてくれ、心の面でサポートしてくれる大学時代からの親友もいます。ですから私には充分すぎる整えが与えられているのです。あとは招待状とプログラムを作るのみです。それだって、すべてがひとりひとりの生徒さんの名と曲名などをパソコン画面に打ち込みながら、励まし感謝する時間となります。
ところで、当教室は大人の生徒さんも多いです。
かなり弾ける経営者の20代の生徒さん。多忙を極め、発表会には参加なさいますが、レッスンを忘れてしまうほどに忙しいです。
その生徒さんが1月におっしゃっいました。
「わたしにとってレッスンは…先生のところは…先生は…貴重な癒しの時間なのです。自分自身の源に戻れる貴重な時間なのです。」
その言葉を聴き、はっとしました。
まさに音楽はそうなのです。
ひとりひとりに寄り添う愛であり、
自分自身の源に戻る、永遠にかわらない優しさなのです。
昨日、生徒さんがお手紙とお菓子をプレゼントしてくれました。その中には丁寧に書かれたお手紙がありました。
そこに書いてあった言葉。
「二人はずっとつながっている」
そこに書いてあった言葉。
「二人はずっとつながっている」
読んだ瞬間、熱い涙がこみ上げました。
そうです。
ひとりひとりの生徒さんと、先生である私は 一対一で
「二人はつながっている。」
ありがとう。ありがとう。
私はひとりひとりの生徒さんを、まるで「ひとりしかいない生徒さん」のように愛しています。
その「ひとり」に音の愛が満ち満ちることが嬉しくてなりません。
その満ち溢れるなかから、指を通して鍵盤へと紡ぎ出されることが奇跡のように尊く感じるのです。
そして、その一粒の音は、隣どおしで響きあい、やがて豊かな楽曲演奏へ育まれていきます。そのプロセスのすべてが美しく思うのです。
発表会までの道のりは長く、時には飽きる感覚が訪れることもあるでしょう。そんな時に、どれほど曲の中によろこびが満ち溢れているか、の感動を弾き伝えてあげられる為に、私は今日もひとり、音に向き合うのです。
香り豊かな色とりどりの花々がステージに響き渡る、その日がたのしみでなりません。
弾く人も聴く人も…すべてのすべてが響きあい癒されるコンサート。
弾く人も聴く人も…すべてのすべてが響きあい癒されるコンサート。
3/29(日)12:30〜16:30(予定)
名曲が沢山のコンサートに、是非おいでください!ご一緒に過ごしたく存じます。
私も最後に演奏させていただきます。
リスト ラカンパネラ
リスト ためいき
ショパン 舟歌
の中から2曲を選ぶ為に弾きこんでいます。
「伴奏」を披露する生徒さんのステージで生徒さんとハモって歌も歌わせていただく予定です。
会場に音のよろこびが満ち溢れますように!
かけがえのない ひとりひとりが
輝きますように!
輝きますように!
お父様お母様がご自分のお子様を通してよろこびに満たされますように!