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今年も音に浸りに来てください

あけましておめでとうございます。
みなさま お元気でいらっしゃいますか。


あたたかな陽射し。
新しい年はやさしく迎えてくれています。



弾き初め。
いつもどおりにピアノに向き合いました。

何にも増して、平安とよろこびに満たされてゆきます。

かわらず いつも弾く曲。
その数曲を弾いていきます。
もうどれくらい弾いてきたでしょう。
何度弾いても 日毎に新しいのです。

音の世界は、私が「作曲家」の「大きな懐」へと飛び込んでくるのを待ってくれています。

ただ音の美しさだけに浸ってよいのです。

習うために弾くのではなく、(それでもよいのですが)
何かを身につけるために修行としてピアノに向かうのではなく、(それでもよいのですが)

ご自分のなかの いちばん美しい「いずみ」に過ごすために…どうか弾いてください。

今年も あたたかなひかりが差し込むお部屋、90歳を越えたベヒシュタインの響きが生徒さんおひとりおひとりをお待ちしています。

よろこび満ちる日々でありますように祈りつつ。

さいたま市緑区/浦和区ピアノ教室
まえだやえこ

*下は母の家の新年飾りです
す。

*このブログには半日間、小さな生徒さんのお母様からの美しい長い長いお手紙の一部をご紹介させていただいておりました。本当に愛に満ちた美しい文で、わたしがきっと「お載せしてもよいでしょうか」と尋ねれば「どうぞ」と快く言ってくださったでしょう。しかし「この者」に信頼して想いの丈を吐露されたその真綿のようなお心を覚える時、この者だけが受けとめさせていただくのがよい、と思い至り、朝方に削除いたしました。もし一度お読みになった上で保存などにし、再度 読もう、と思っておられた方がいらっしゃいましたら、誠に申し訳ございません。ご理解くだされば幸いです。