たっぷりの 音との時間を 持ち 、
その幕間の時間にヨガをし、しずまり、
そのように過ごす流れ。
整えられ そして生徒さんのレッスン時間にうつりゆく。
音だけに向き合う。
音の中で 音とひとつになる。
それ以外に私に必要性は感じない。
台風は関東に夜半中とどまり
沢山の樹々の葉や枝を吹き飛ばし
かき回しながら 通り過ぎていった。
大きな公園は アスファルトが見えないほどの樅の葉で埋め尽くされていた。
だが、ひとり ひとりの なかには 隠れ家がある。かき回されても 強風にあおられ飛ばされそうになっても。
音とひとつになる。
その まったき平安にとどまる。
そのしずけさの中できづかされていく。
振るわれても揺さぶられても 何も持たなくても そのままの「わたしの存在」にすべてのすべてが すでに備えられていて、失うことはない、と知っていくのだ。
さいたま市緑区 / 浦和区ピアノ教室
まえだやえこ