どこに行っても早朝に目がさめる。
まだ あたりがまどろみ 朝露に潤されるころ ひとり しずまる時間は 何にもまさる恵みの時だ。
感じるままを ノートに書いていく。
そして そのあるがままを見、深みで 味わう。良いことも そう感じないことも。
そうするなかで 内なる泉の深みが それらを やさしく抱きとめてくれていくことを知る。
次第に そのすべてを超えて 湧きあがってくる。
内なる願いが しずかに 浮かびあがってくるのだ。
「祈り」「感謝」「賛美」「浄化」
その延長に ピアノとの交わりがある。
私にとって 日々、この循環こそが ひととの 交わりとなり 地球の浄化に繋がっているのだろう、と感じている。
ところで、ご存知だろうか。アマゾンの森林が燃えていることを。地球の酸素を20%供給しているアマゾン。今年に入って世界中で7万件もの火災が発生しているそうだ。私は自然火災だと思っていた。しかし、これは畜産業の為の大豆生産地確保の為だというのだ。つまり、意図的な火災なのだという。
その事実を知り、 自らでも調べるようになった。
はじめは 驚き、疑い、悲しみ、胸がつぶされそうな思いだった。
しかし 次第に今は違ってきた。
現実を 俯瞰できるようになってきた。
事実を知り続けながらも、「生かされている私がどう選択し、生きるか」を 考えるようになった。
その道程は、私に益々「自分に向きあう」ことと 「ピアノをとおして音と交わること」へ より深く導かれていくようになってきている。
ひとりひとりはみな美しい。
存在はすでにそのままで愛されている。
このことに気づくにしたがって、地球が自然な循環へと導かれるように感じている。