夏の終わりに 決まって ここに滞在するようになって 何年になるだろう。
かわらない静寂に迎えられる。
かわらない あたたかなもてなしに 和み ほっとした。
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森は生きている。
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ウッドチップを敷き詰められた小径に誘われ あゆみゆく。
すべての いのちのいのちと 響きあう 妙なる調べ に 包まれる。
いのちの 水を汲み いただく歩みのように 潤され 戻るところに 戻っていくように感じた。
すべてすべてが あるがままで潤わされる。
、と、ランプにあかりが灯されるようにかんじた。
森の息吹は訪れるものの なかにあるランプに気づかぬほど静かに灯を灯すのだろう。
素朴なランプは ちいさなあたたかさに灯された輝きをよろこんだ。
さいたま市緑区 / 浦和区ピアノ教室
まえだやえこ