みなさま、
新年
あけましておめでとうございます。
いつもありがとうございます。
このように
わかちあわせて頂き
こころから感謝いたします。
あたらしい年
いかがお過ごしでしょうか。
わたしの元旦は
母の家に行き
家族和やかに
過ごしました。
2日目の今日は
自宅で
お雑煮や
作ったおせちを頂き
ゆっくりしています。
今は
2日の夜です。
今日はケーズ電気で
あたらしいパソコンを
購入いたしました。
ケーズ電気は
我が家から徒歩5分にあります。
店員さんがとても親切で、
いつも行くのが楽しみ。
ワクワクする場所です。
小さなものも、
ケーズ電気で買います。
小さな物で
大きなやさしさを頂くからです。
2日というと
お正月のどまんなかですよね。
ご家族がいらっしゃれば、
ご家族のパパはお仕事ですから
パパいない2日です。
そのパパは
笑顔で
お客様のニーズを丁寧に聞き
お客様の願いの叶うものを
選んでいる。
お客様のよろこぶ顔を見て、
「お役に立てて良かったです。」
と、笑顔で送ってくださる。
その姿を
ご家族に届けたいなあ。
そこで、ふと思うのです。
この方々に
大切な方がいる。
その大切な方にとっては
この方はかけがえのない方なのだ、と。
たとえ
お一人暮らしでいらっしゃっても、
その方を愛する方がいる。
その方が愛する方がいる。
お話はかわりますが、
最近の
ピアノの体験レッスンご希望のなか、
おひとりの方の
お話をさせてください。
結局は
いらっしゃらなくなったのですが、
ご病気の方でした。
お話を
ゆっくり聞かせて頂くところで
知ったには
わたしと同じ世代でした。
30日の朝にご連絡を頂き、
今日中に
体験レッスンを受けたい、
と言われました。
嬉しいですが、
実は
6日までお休みを頂いています。
が、5日は
臨時の方をおいれしています。
本日夕方まで調整して
5日に臨時でレッスンさせて頂けるか、
をお伝え致しますね。
ご連絡のお電話番号を
教えて頂けますか?
すると
「主人の携帯ですが...」
と教えてくださいました。
わたしは入院していまして、
退院したら始めたいのです。
、と。
夕方
ご連絡致しました。
ご主人がお出になりました。
本人は今病院にいます。
そうですか。
そのように話があったのですね。
いつか話し合って
改めて
またご連絡させてください、
と。
それから
わたしは
思いました。
その方は
ピアノを習う習わないに関わらず
ご自分のピアノを弾きたい、
という夢を
おはなしされたかったのではないか、と。
細く、
守りが必要なお声でした。
わたしは その夜、
悲しくなりました。
その
なんとも言えない想いは
今も
ちっちゃな痛みを感じます。
ピアノ教室経営者としての感覚より
その方の存在に
わたしは
より添えていただろうか、と。
生きる希望に響きあう
時間になり得ていた
電話だっただろうか、と。
もう
何年にもなりますが、
当時教えていた高3の女子生徒さんが
突然
天に召されました。
ご家族も
受け入れる事の難しい
思いがけない突然のことでした。
その時のことを
鮮明に覚えています。
大切な生徒であった彼女の
天へ還る道ぞなえである
レッスンでありえていただろうか。
出逢いは一期一会
わたしは
あらためて
この夜、思っています。
音楽は愛です。
この愛に招かれない方は
ひとりもいません。
この教室は
この愛に開かれている
時空間でありたい。
出逢う方が
この時空間で
音の愛に出逢い、
満たされて
弾き紡ぐことに
よろこびを深めてくださったなら。
と。
お電話くださった方が
今、いらっしゃるところで
音の響きに包まれていてほしい。
平安のなかで
希望を感じていてほしい。
そう祈りながら
音を思いました。
わたしは
まだまだ
「こうしたらよかったな、」
など
いつも振り返る者です。
それは
続くでしょう。
続いてもよいから
出来るならば
出逢うひとりひとりが
ほんとうに
音に出会えてよかった、
この教室に出会えてよかった、
そう思って頂ける
場所と者でありたいです。
なぜならば
ひとりひとりは
大切な存在であり、
音は
存在にふれるものであり
存在の深みに宿り、
その方の存在に
大きなしあわせを
もたらすものだから。
みなさま
お読みくださり
ありがとうございました。
平成最期のお正月。
どうぞ健やかに
おしあわせでいてくださいね。
あたたかくなさってくださいね。
最後に
ブラームスの晩年の作品。
間奏曲を
お届け致します。
やさしく あたたかく始まり、
中間は悲しみと苦悩が聴こえますが、
さらに
その痛みを
音の響きは
包んでいくのです。
お時間があれば
どうぞ
耳を傾けてみてください。
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