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日常にやさしく寄り添う

おはようございます。
美味しい美味しいごまパン!
ポークスペアリブの
赤ワイン煮込みを
作りいただきました!(写真)

そのままでゴマの香りを楽しみ、
バターを塗って、
チーズを乗せて、
煮込みのソースを含ませて、、、。
急遽長女も呼んで皆んなで美味しくいただきました😃
いつも本当にありがとうございます😊
調律師の小林さん※が送ってくださった
メールと写真です。

す、す、すごい!
本格的!
そうです。
小林さんはピアノの職人であり、
「職人」ずき。
素晴らしい料理、
襖絵、
様々なジャンルの醍醐味にうなる方。

しかし、
料理の腕もさすが!
このこっくりと深いボルドーの食卓に
メールの横にいた主人と
拍手しちゃいました(笑)


水曜日は、
調律をしにきてくださっている間
お土産パンを傍で作っていました。

それが、食卓に居場所を頂いている
わたしの
黒胡麻たっぷりカンパーニュ君です。





小林さん※は
50歳で叶えたかったわたしの夢を
5年も早く叶えてくださった方です。

「先生、50で叶えるのを早めて、
スタバのコーヒーを飲むをやめて、
念願のベヒシュタインを弾いて、
おうちコーヒーを淹れて飲みましょうよ。
1日の金利をおうちコーヒーにかえる。
こんな選択も、先生、いいかもしれませんよ!」


その年の末に
ベヒシュタインに出逢うツアーを計画してくださり、
そして出逢ってしまいました。


※さいたま市緑区大門
Y Kピアノファクトリー経営
1級調律師



わたしは小林さんの仰るとおり、 
1日じゅう、
ピアノの傍にいて
おうちカフェを愛するようになりました。




可愛いすぎて食べられなかったクッキー。
ラテを淹れて
たべちゃった!
クッキー生地はレモンオイルの香りかな。
とっても おいしい!^ - ^!
また、ソイラテの淹れ方、
わたし、チョピット腕があがりました♡




美しく整えられたピアノで、
日課をはじめました。
ハノンの1番から20番まで一気に弾き、

ゆっくり深い呼吸とともに
一曲ずつはじめます。

こころも身体も空っぽに
ただ、音にだけ向き合って弾き紡ぐ。


3曲目で涙が溢れる感覚。




あまりに美しすぎて。

ショパンの舟歌です。


おだやかな波の上に
ふわりと風のように
旋律が踊りながら歌います。

その旋律のやさしさっていったら。
冷蔵庫のお野菜でちゃっちゃっと
オムライスのお昼を頂きました。

先ほどの
舟歌の響きが
静かにわたしを包んでいました。




昨日は5週目でおやすみでしたが、

でも振替レッスン生徒さん、
元気いっぱいの女の子。
いつものように
笑顔で飛び込んできました^ - ^


わたしにとっては
自分のピアノもレッスンも、
また日常ごとも

みんなみんな響きのなかで
よろこび。

どれもが音楽の中にあってひとつ、
そんな感覚。






こどもたちには
いつもの曲に加え、
自分の弾きたいクリスマスの曲を
選んでもらって、あげ始めています。

季節は先取り!がお洒落なのです(笑)
なにより、
弾いて弾いて弾きこめば、
どこにいても
いつもこのメロディーが響いて
この子を包むでしょう。

そして
大人にとっては、
嬉しくも忙しく感じる師走の時を
この子のピアノを聴き続けることで、
和やかなうれしい気持ちになり、

先取りして
クリスマスの情景が
浮かんだなら!


毎年
教室は、エチュードと、名曲と 
クリスマスの様々な曲が響きます。


「とうちゃくじゃなくって、
    このまえ、まちがえたみたいに
    とうちゃんってかいて^ - ^」

「…(^◇^;)いいよ(笑)」

「ねえ、せんせい。
    さいごまで ひけたら
    キックボードかいて、
    とうちゃく〜   ってかいて^ - ^」

  「いいよ〜!」
   「あっ、まちがえた!
      さいのう ありって
      かいちゃった(笑)」

      「えっ!あっ(笑)
         ケラケラケラ^ - ^」




「じゃあ、こんどさいごまでひけたら
   バスかいて!ばすていも^ - ^」

「いいよ!とうちゃ〜く!」

「やったあ^ - ^」
「つぎ、カードする^ - ^」

「よし!やろっ!」


「シ^ - ^」
「お!すごい!」

「シ^ - ^」
「ピンポン!」

「ファ^ - ^」
「お!すごい!」

「スラー。つなげてひく^ - ^」

「フォルテ。つよくひく^ - ^」
「よ〜し!すごいねえ〜
   ちから もりもりだねえ〜!」

顔いっぱいに笑顔が広がりました。
弓なりに身体をしならせ、
得意げです。

うれしいなあ!
また力がついた!
また音の世界に飛び込んで
抱きしめてもらったかんじ!

喜んでる!
うれしいなあ!

「じゃあ、宿題は3ページ。」


「わたし、わかるよ。
   これはこれでしょ^ - ^」

宿題なのに、指で答え始める。

うれしいが溢れる。


 


「ああ〜たのしかったあ!」




ふたたび
主人の帰宅する夕方まで
ピアノに向き合い続けました。

いつもとちがったのは
ピアノの響きの中に
煮含める音 
鰤大根の出汁の香りが伴っていたこと。

ピアノは日常に響きます。

生徒さんの現在地に
ご家族の現在地に
わたしの現在地に。

そして日常を
美しく、やさしく
豊かなよろこびのときへと
かえていくのです。



弾くひとも聴くひとも、
聴こえるひとも
どのひとにも
響きのやさしさに包まれたなら。

音の願いは
きっときっと
それだとわたしは思うのです。


台風の下で過ごす数日になりそうです。



みなさま、
お身体を大切なさってくださいね。


素敵な休日になりますように。



感謝を込めて


まえだやえこ


追伸
夏休みに6回シリーズで書いてきた
「ピアノをならうおともだちへ」
は、
月最後の日曜日夜に掲載いたします。

こんばんです!

どうぞ、ご期待くださいね♬

❣️10:32立ち上げちゃいました(笑)




リビングのクリスマス🎄靴下。
フランス刺繍のテレビカバーは
母の作品です。