みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
富山演奏会の為の旅。
私を支えてくださった方々と
懐かしい再会が出来ました。
シリーズでおひとりずつ
記録に残したいな、と思い、
書いています。
今日は小学校3年生から6年生まで
4年間、担任でお世話になった先生との
情景です。
滝脇敬子先生(小学校担任)
滝脇敬子先生は
3年生から6年生まで、
4年間、担任の先生でした。
今でも行き来のある年賀状は
毎年、とても楽しみです。
細かい文字でたくさんたくさん
書いてくださいます。
懐かしく、新しく、
いつも距離も時も近く感じます。
9歳から4○歳ですから
3○年にもなるのですね。
どうしても滝脇先生に会いたかった。
会いたくて会いたくて。
結婚や
新築の家に住まい始めた時など、
お祝いとともに
あたたかく見守ってくださってきた
その眼差しは、
埼玉、富山と離れていても
やさしく感じていました。
コンサートのご案内に
先生からお手紙がずっしりと届き
驚きました。
⏬
ぎっしり重い封筒に
開ける前から涙が溢れました。
滝脇先生の思い出。
先生の宿題は
4年間、毎日毎日
日記を書くことでした。
毎日毎日書いて
提出。
毎日毎日、丸がつき、
沢山感想を書いてくださるのが
嬉しくて、
頑張って書き続けました。
毎日書くことは
大変だった記憶もあります。
でも、
今 日常がすきで、
ピアノが日常になったのは、
日常を文字にして
日常をストーリーとして見る習慣を
育ててくださったからではないかと
思うのです。
先生もクラス全員の日記を毎日読んで
感想を書くことは
どれほど骨の折れることだったでしょう。
でも、さらっとおっしゃいました。
「嬉しかったよ。」
年月を重ね
教頭先生になられた先生。
担任の時が1番楽しかった、
とおっしゃいました。
子供達を愛し続けてこられた
滝脇敬子先生。
眼差しは
当時とまったく変わっていませんでした。
先生とコーヒーを飲み、過ごした時間。
先生は私をゆっくり見ておられました。
小さな頃の面影は
見えたでしょうか。
ゆっくり懐かしいエピソードが
思い出されてきました。
大好きな先生。
おしゃれな先生。
いつもセンスいいワンピースを着ておられたこと。
あたたかい微笑みとともに
たくさん、ほめてくださり、
嬉しかったです。
私は今、
毎日毎日ピアノの響きのなかで
シンプルな日常を送っていますが、
そのシンプルな日常を
先生と過ごした少女時代から
夢見てきたように思います。
過去も今も、そして未来も
美しい。
どの時も
音の響きのなかで
美しい織物となり、
私の生涯をまとってくれる。
ともに紡いでくださる
大切な方の存在。
こころから感謝です。
素敵な贈り物。
かけがえのない
もの…時…。
しあわせを 神さま、ありがとう!
滝脇敬子先生に感謝し、
これからも日常を
音と ことば を借りて紡いでいきます。
「また、会いたいわあ!
また帰っておいで!会いましょう!」
そう、強く手を握って
励ましてくださった先生。
はい。必ず帰ります。
必ずまた会いに来ます。
昔も今も変わらず、
おられる場所で生き生きと
まわりに希望を流される先生。
教え子達の幸せを願い続けられる先生。
わたしはこれからも
先生の後ろ姿を見ながら、
生徒さんの幸せを願い
レッスンをしていきます。
ありがとう!
ありがとう!
滝脇敬子先生。
さいたま市浦和区 緑区 ピアノ教室
まえだやえこ