みなさま、おかわりありませんか。
今日は小学生の生徒さんからの目線で
日記風に語ります!
・・・88歳のニコニコおじいちゃん。
悲しみも苦しみも共に味わいながら
ずっと人の心に寄り添ってきた。
名前はベヒシュタイン。
いかつい名前だなあ。
生徒さんをゆったり待っている。
「こんにちは!」小学生2年生の男の子。
『よく来たねぇ。今日もよく頑張ったなあ。
さあさあ、寛ぎなさい。』
おじいちゃんは目を細めて手を開き、
あったかくハグする。
男の子はハノンを何回も弾きながら、
音の響きを味わっている。
バイエルも曲も、ピアノのなかを遠目で見ながら
ゆったり何度も弾きながら響きを味わっている。
・・・弾くごとにお部屋は静まり、先生も僕も、
おじいちゃんの響きに大きく抱かれて
寛いでいく。
なんて素敵な時間だろう。
なんて美しいんだろう。
小さな世界も、夕焼けこやけも、
インディアンの踊りも・・、
弾くごとにピアノが僕に語り、教えてくれる。
僕の中には凄い力がある。
それは
「感じとり表現したい、するよ!」という力。
それは教わったというより、元からあったんだ。
そのことに気付けるのがレッスンの時間。
僕にとって、
音を通して僕の素敵に気付ける時間。
・・・・。
レッスンは1週間に1度のご褒美時間です。
好きだから上手くなる。
気持ちいいから弾きたくなる。
それが音楽をする本来の自然な姿。
さあ、一緒に素敵を表現していきましょう!
さいたまは雪がチラチラ降りました。
みなさま、あたたかくお過ごしくださいね!
♪ショパンの「別れの曲」をお届けします!
*2月11日追記
1か月後、3月11日に
東日本大地震が起こりました。
皆様の中には悲しみの底を過ごされた方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
その時に私たちが心を合わせることができた歌・・
『花が咲く』
も掲載させてください。
聴いてくださる時に
心に浮かぶ想いが
音の響きとともに
祈りとなりますように。
さいたま市 静けさの中で音だけに向き合う空間
まえだやえこピアノ教室